KADOKAWA Group

トップページ

卒業生・講師紹介

HOME > 卒業生・講師紹介 > 卒業生紹介 > 團 遥香

卒業生紹介

Minaliクリエイティブディレクター
團 遥香 Haruka Dan
PROFILE
1993年6月2日生まれ。東京都出身。

日本テレビ『ZIP!』のリポーターとして2020年まで約7年間出演。

これまで数々のテレビドラマ、映画、バラエティ、モデル、CM、グラビア、ラジオなどマルチな才能を発揮している。
現在はモデル、タレントとして活動中。

2020年にバンタンデザイン研究所 ランジェリーデザインコースを修了後、2021年リラックスウェアブランドの立ち上げとディレクターを経験後、2022年8月より新ルームウエアブランド『Minali』をスタート。ブランドローンチに合わせてPOPUPイベントを開催。現在は、オンラインショプを中心に展開中。
【Instagram】
https://www.instagram.com/haruka_dan_official/

【youtube】
https://www.youtube.com/channel/UCy7xEPILoOH8B3VO4Uzrxcw

  • ファッション&ビューティ
MESSAGE
父が建築関係の仕事ということもあり、自分もものづくりに携わりたいと昔からずっと思っていました。メディアの仕事をしながらも漠然と30歳までには次のステップとしてブランドを持ちたいと考えるようになり、発展性のある分野って何かあるかなぁと探していたところバンタンのランジェリーデザインコースを見つけ、自分で問い合わせて見学に行きました。

本当にブランドが立ち上げられるのか当時はわかりませんでしたが、絶対何かには得られるし、役立つだろうと思いました。将来のビジョンとも一致したのですんなり入学を決めました。
マネージャーさんや母にも決めてから報告したくらいで、行動力だけは自信がある部分です。笑

バンタン在学中はじっくり自分の伝えたいメッセージやブランドの在り方を考える時間がとれて良かったです。在学中に制作したブランドマップのおかげで、最初のブランドができるまでの1年間はとてもスムーズでした。現在新たなブランドがスタートして目まぐるしく時間が過ぎているのですが、在学中に1年かけてみっちり突き詰めて考えたので、自分が好きな色使いや世界観などを整理することが出来て、デビューコレクションの方向性を決めることが出来ました。

バンタンに通って本当に良かったと思っています。


個性的なクラスメイトに囲まれて、刺激的でした。分野が特殊なせいもあるのか本当に個性が強くて!自分では思いつかないようなアイディアを知れましたし、何気ない会話の中でヒントになるような事も多く記憶に残っています。様々な価値観と触れ合うことでとても視野が広がりました。みんな行動力のあるメンバーだったので、自分も動き出さないと、と背中を押してもらいました。

受注会にも同級生が足を運んでくれました。私の作品を見て「團ちゃんっぽい!!」と言ってくれたときはとても嬉しかったですね。ちゃんと私の個性が出ているんだなと自信に繋がりました。

そしてやはり現役の先生にいただく言葉はひとつひとつがためになるものばかりでした。ここ気をつけたほうが良いよと指導いただいた部分は、ブランドを始めてみて思うと本当に大切な部分で、ご自身のノウハウを惜しみなく伝えてくださった貴重なアドバイスに感謝しています。活躍されている方のアドバイスは厳しいものもありましたが励みになりました。ちょっとしたお話が全部勉強になりますし、何より近くに居てくださるのが心強かったです。


カリキュラムもすべて実践的なので、特に仕様書の書き方はやっておいて本当に良かったと思います。サンプルの打合せも具体的に進みますし、自分の考えを的確に伝えることができます。ブランドマップもデザイン画も胸の構造の勉強も、すべてが今につながっています。今でもノートやブランドマップは何回も見直して、ブランドの方向性を確認するのに役立っています。先生の言った何気ない一言も、このときこんな事考えていたなぁといった自分のメモも、コラージュに使った好きな画像も、記録しておくことはとても大事だなと実感しています。


卒業時はコロナ禍ということもあり、正直すぐにブランドがスタートできるのかわかりませんでした。メディアの仕事も少ない時期だったため、毎日毎日デザイン画を描いてアウトプットして練習も兼ねてたくさん描きましたし、自分なりにさらに勉強もしながら悩んでいた時期だったので、本当に良いタイミングだったと思います。

そして入学当初はランジェリーブランドを立ち上げようと考えていました。
しかし、今まで私が携わらせていただいたメディアのお仕事がニュース番組のリポーターやファッションモデルなど、“時代の流れを読む”というものが多く、自分がブランドを始めるにあたってもちゃんと時代にあったものを提案したいと考えていました。

基本的にすべて自分で開拓しているので、工場探しから生地の選定、デザイン企画、サンプルの打合せ、撮影の準備やモデルのオーディション、WEB・SNSの制作など日々やることが盛りだくさんありました。

できるだけ自分が関われることは自分でやりたいと思っています。私の性格的にも、きちんと専門的な勉強をしてデザインとクオリティに自信をもってこのブランドをオススメしたい。細かいところまで妥協せずにこだわって作ったからこそ、皆さんにもその魅力をお伝えできると思っています。ブランドを始めて、思った以上に日々大変ではありますが、ひとつひとつがとても楽しいです!

在宅で過ごす時間も多くなったライフスタイルの中で、リモートワークや宅配の受取り、ちょっと近くのコンビニまで買い出しなど、部屋着と外着の境目が曖昧になりましたよね。Minaliでは、1着でこれらのシーンに幅広くフィットするような、「ワンマイルウェア」「ライフスタイルウェア」を提案しています。

生地や着心地の良さはブランドとしてこだわっているポイントで、ファーストシーズンの展示会でも皆さんに好評でした。直接肌に触れるものなのでチクチクしないか、擦れて痛くないか・シワになりにいくないかなど自分の手で確かめて決めています。着るときもストレスなく着られるような構造にしています。

デザイン面では、お仕事で海外に行く機会も多く、たくさん刺激をもらったので「海外っぽさ」や取り入れました。


ブランド名の『Minali』は

「mindful life 丁寧な暮らし

attracted うっとりするほど惹きつけられる

light 光に照らされるあたたかみ

異性からの目線を忘れず年齢を重ねるたびに大人の色気と品を兼ね備えた人でありたい

“身なりを整える“

憧れていた理想のライフスタイルへ」

そんな意味合いが込められています。
ぜひたくさんの方々に着ていただけたら嬉しいです。

pagetop