今回は、先日行われたバンタンの卒業生による講演会の模様をお送りします。

 

ゲストは、ファッションビジネスを学び、在学中にオリジナルブランド【HuRi】をスタートさせた、ファッションデザイナーの松村健二さん！

エッジーかつ独特の観点で、徐々に業界内のフィールドを広げて活躍する松村さんから、ブランドデビューに至るまでの軌跡やこれからの目標などについてお話をいただきました。

 

 

学生時代に努力したことは？という質問に対し、

「在学中はデッサンスキルを高める為に毎日デザイン画を描いていました。」

「あとクラスメイトの協力もあって、講師や他のコースの学生と一緒に震災の復興支援プロジェクトを企画して成功させました。これがブランドデビューのきっかけにつながっていたりもします。」

と松村さん。

また、デビューに至る上で、在学中に築いた人脈も欠かせないポイントだったようです。

「人脈は、ただそこにいるだけでは広がらないです。まずは人脈が広がる人間になる努力が必要です。自分がどんな環境に身を置くか、どういう人と接していくかも重要です。」

 

 

 

とても情熱的にお話される松村さん。

さらに、現在のお仕事について、デザインをする上で何を一番大事にしているか、松村さん流のデザインの仕方についても、お話いただきました。

しかも、在学中に製作したものから、新作のサンプル品やカタログまでご用意していただいちゃいました！

 

 

皆さん、お店で売られる前の商品を目の前にして、少し緊張している様子。

最後に、松村さんから参加者へのメッセージ。

「『体験したことをどうやって発信していくか。』という事が大切です。そこから人脈が広がったりもするし、巡り巡ってそれが経験となり、財産にもなります。

『限られた環境や状況の中で、どれだけ経験をして、それを実にしていくか。』という意識や姿勢が大事だと思います。」

 

 

 

参加した方も、それぞれの目指す将来について、自分の身に置き換えて具体的に考える事ができていたようです。

 

 

松村さん、お忙しい中、貴重な講演をありがとうございました！！

 

今後もイベントや講演会の模様はお送りするので、どうぞお楽しみに！！

 

 

 

【松村　健二：ファッションデザイナー】

役者・会社員をやりながら、バンタンへ入学。在学中より、震災プロジェクトなどを企画。

現在では、東京・大阪・愛知のセレクトショップで取り扱われている。今後は、故郷の福岡と東京にFLAG　SHOPを出すことが目標。

 

【HuRi】

ブランドコンセプト・・・『相反する性格を持った双子の物語』

「HUMAN+表裏」からなる造語。光と影や善と悪など相反するものを表裏一体と考え、これらを白と黒のモノトーンで表現している。