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- ヘアメイク
- 2020.03.30
- 祝・ご卒業!ヘアメイクコース のぼりもえさんインタビュー
卒業生・のぼりもえさんのインタビューをお届けします。
——— バンタンデザイン研究所キャリアカレッジを知ったキッカケは?
「有名だったから知っていたんですよね(笑)広告などでも、目にしていたからだと思います」
——— 大学とダブルスクールされていたんですよね?
「はい。大学は1年休学していたので、次が大学5年生です。薬学部なので6年間通うんですよ」
——— キャリアカレッジでの専攻は?
「もともとは、メイクを専攻するだけの予定でしたが、ヘアアレンジもできたほうがいい、という説明を受けてヘアの授業も受けることにしました」
——— そうだったんですね!
「実は父が美容師なので、小さい頃から髪に触れる機会が多くって。私はカットするよりも、セットやアレンジのほうが好きなのでメイクと同時に学べるのなら効率も良くていいなと思いました」
——— なるほど。授業内容について教えてください。
「ヘアもメイクも基本的なことをしっかり教えてくれました。例えば、ヘアの授業なら、編み込み、フィッシュボーン、ブレイズヘアなどを習いました。作るスタイルによって、髪を持つ時の手つきから違うんですよ!
これまでに挑戦したことがないスタイルも多く、バンタンデザイン研究所キャリアカレッジに入らなかったら身に付いていない技術だなと思います」
———— 他に、印象的だった授業は?
「ヘアの『創造性授業』。
平面の素材を使って、どうヘアスタイルに活かすか?という課題でした。折り紙とか、新聞紙とか布とか素材は何でもいいんです。
私は黒い布一枚を持っていきました。とことん布と向き合って、切ったり、髪に結んだりしてヘアアレンジしました。
4時間真剣に考えて、イメージ通りの仕上がりになった時は達成感がありましたね。あと、クラスメイトの作品を見て、元々は一枚の平面だったのに最終形がこんなに違うんだ!というのも新鮮でした」
——— オリジナルコスメのプロジェクトの進捗はいかがですか?
「形になってきましたよ!
先日コスメ産業展に出かけて、色々なブースを巡りました。そこであるガラス工場さんがとても繊細な粒子を作れることが分かって。こちらのメーカーさんにお願いしようと決めました。
10回ほど打ち合わせを重ねて、アイシャドウが出来上がりました。塗った時の輝きがとても綺麗なんです。中身もそうですが、パッケージや容器にもかなりこだわっています」
——— テーマは?
「『プチプラだけどプチプラに見えないコスメ』。ブランド名は、ミモアラインで3月下旬から4月にかけてお披露目予定です!」
——— 色合いは?
「肌なじみのいいピンクです。パッと見るとピンクなんですが、ピンクすぎると使い辛く腫れぼったくなっちゃうので絶妙なカラーに仕上げています。
また、粒子が細かいのでハイライトとしても使えます。指で塗るのがオススメです!」
——— ありがとうございます!では、振り返ってみてバンタンデザイン研究所キャリアカレッジに入学して良かったことは?
「基礎的なことが学べたこと。実は、ヘアでもメイクでも基礎中の基礎が抜けていたなと気付きました。
例えばクレンジング、マッサージだけで4時間みっちり学びます。オフした後の肌にラメが付いていないか?お肌に負担をかけずにできているかの講師チェックを受けます。
あとはメイク道具の正しい洗い方についても練習しました。
ヘアの授業なら、編み込みの際に適当に留めていたピンも、見えない留め方を意識したり。
当たり前のことですが、できなかったことができるようになり嬉しいです」
———— 成長を感じられますか?
「はい!知らなかったことを沢山学ぶことができました。SNSで発信するときも、的確な言葉で人に伝えられるので嬉しいです」
———— クラスメイトとの交流はいかがでしたか?
「グループラインがあって、食事会をしたりしています。みんな、フレンドリーで優しいです」
———— ちなみに、大学と両立するために心がけていたことは?
「月から土曜は大学の勉強、日曜はバンタンという感じで決めていましたね。
あとは電車の中では自己学習すると決めて、時間をムダにしないように心がけていました」
———— 家でも、ヘアメイクの復習をしたり?
「マネキンがあるので、家でもヘアアレンジはやっていましたね。あとは、母と一緒に住んでいるので、母にメイクしたり、メイク前のマッサージをしてあげて喜ばれました」
———— これから、チャレンジしたい目標を教えてください。
「ふたつあります。
ひとつは、メイクに悩む人にメイクアドバイスをしていきたいです。私が半顔だけメイクデモをするので、残りの半分をご自身でメイクできるようにカウンセリングしたい。メイクを少し変えるだけで明るい印象になったり、あか抜けるっていうことを伝えていきたいです。一人ひとりの骨格を見て、パーソナルなアドバイスをしていきたいですね!
もうひとつは、コスメのバリエーションを増やしていくこと。今はアイシャドウ一色の展開なので、今後ハイライトやファンデーションも手がけていきたいです。そして、せっかく薬学部で学んでいるので化粧水を作りたいんです。私自身、幼稚園の時はアトピーで、乾燥肌に悩んでいたので……。そういう方でも使えるようなものを作っていきたいです」
———— ありがとうございます!最後に、後輩たちにアドバイスをお願いします。
「講師の説明は一言も聞き逃さない、という気持ちでのぞむと得るものが多いと思います!不意にポロッと言ったことが『なるほど!』と思うことも多いので、私は細かくメモを取るようにしていました。
プロ講師のアドバイスを自分のものとして取り入れられると、お仕事にも活かされると思います」