バンタンデザイン研究所のキャリアカレッジでは秋の開講コースに向けて

「プレスクール（入学前特別授業）」が始まっています！

今回は「フォトディレクション×ヘアメイク×グラフィック」の回のレポートです！

プレスクールとは・・・

クリエイティブの基礎教育から、発想力を鍛えるプログラムが無料で受けられる入学前の特別授業です。クリエイティブな頭の使い方に適応することで、スムーズに入学後の授業を迎えることが可能です。また、他分野とのコミュニケーションをとれる機会となるため、授業や就職後にも活かせるネットワークを築いていく授業です。

さてフォトディレクションとは・・・あまりイメージが湧かない方も多いのでは？

デザインをするうえで、圧倒的に使用する機会が多い“写真”。

CDジャケットや広告・雑誌の誌面制作など多くのデザインの現場では、アートディレクター(デザイナー)を筆頭にヘアメイクアップアーティスト・スタイリスト・フォトグラファー・イラストレーター・企業のプレス担当者等といった各方面のスペシャリスト達がダッグを組んでビジュアルを創りあげていきます。そのとき大切なのが「チームで最終ビジュアルのイメージを共有して制作進行をする事」。特にフォトグラファーとの意思疎通をすること、これがフォトディレクションです。

今回はチームでのワークショップ形式で、このフォトディレクションによる広告制作をしていただきました！

講師は毛利 幹生 講師。

もともと写真家で現在はアートディレクターとして国内外幅広くご活躍されています。

「僕たちデザイナーやアートディレクターはモノをつくっている以上に、コトをつくり出す仕事です。一枚の広告から商品企画やブランドイメージそのものまでに携わり、プロモーション全体を進行させていきます。」と毛利講師。

 

 

 

毛利講師の実例をもとに広告の作り方を学んでからグループワークです。

今日のお題は「水」。

まずは「ターゲット(誰に)・コンセプト(何を)・ビジュアル(どう伝えるか)」を決定させる事からスタートです！

 

 

 

はじめて出会った人達でのワークショップは緊張していたものの、毛利講師やサポートスタッフにアドバイスをもらいながら、徐々に自分の意見を言えたり他の人の意見も含めてまとめたり・・・チーム毎に様々なアイディアが浮かんできたようです！

準備が整ったチームからヘアメイク・撮影にとりかかります。

 

 

 

男性だって手だってヘアメイクしちゃいます。

男性の手の“力強さ”や、“不健康”なイメージをつくり出すのもメイクのチカラが大きいのがわかりますね！

 

 

 

 

 

いよいよ撮影へ。

 

 

どんな写真にしてほしいか、カメラマンに伝えながら撮影していきます。

今回のテーマは「水」。

そのイメージをどうやって伝えるか、グループ毎にまったく違う切り口なのがわかります。

「自分たちのイメージを正確に伝えるのって難しい！」

そんな声もチラホラ。

でもその後に「そうそう！こんな感じ！これイイ！」

といった満足な声も聞こえてきました♪

無事に撮影が終わった後は、グラフィックデザイナーによる最終仕上げ。

コピーライトや全体のトーン、バランスなども含めビジュアルを完成させていきます！！

 

 

 

 

ちなみに今回サポートに入ってくれたのはヘアメイク、フォトグラフィ、グラフィックデザイン

を学ぶ現役バンタン生&OBです！

各グループ、無事に完成したようですね！

 

 

 

 

 

 

それぞれの思いをプレゼンテーションしていただきました。

同じ「水」というテーマでも、グループによって全然違う作品に仕上がりましたね！

毛利講師からは、プロの立場からのコメントもいただきました！

お疲れ様でした☆