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- グラフィック・デザイン・Web
- 2014.09.23
- イベントバックレポート「グラフィックデザインベーシック1日体験授業」【バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジ ブログ】
先日おこなわれた、グラフィックデザインベーシック1日体験授業のレポートをお伝えします。
今回はバンタンでも講義をしていただいている安来明宏氏をお招きし、プロとして仕事をしていくために必要なデザインスキルを教えていただきました。
まずはフリーランスでお仕事をされている先生のワークスのご紹介を混じえながら、プロのデザイナーとしての考え方、仕事の生み出し方をお話いただきました。
グラフィックデザイナーと聞くと、皆さんはどんなスキルが必要だと思い浮かぶでしょうか?パソコンのオペレーションスキル…?と、思い浮かべる方は少なくないかもしれません。
「もちろんパソコンのオペレーションは必要ですし、出来るに越したことはありません。ただ、まず自分のイメージをアナログで形にすることは、プロとして仕事を続けていく上でとても大切なことです。」と安来先生。
例えば、先生がコスメパッケージのデザインを手がけられた時に、ただ依頼されたデザイン案を出すだけではなく、サンプルを作ってクライアントにプレゼンすることで、イメージをよりリアルに伝えることができ、すぐに採用につながったそうです。
さらに実際に自分でも商品の使用感を確かめ、改善点をクライアントに提案し、はじめはパッケージデザインだけだった依頼が、商品デザインにまで広がったとか。
先生からイメージを形にすることの大切さ、そこから仕事を広げていくというをお話を聞いて、参加者の皆さんもこれまで持っていたグラフィックデザイナーの仕事に対するイメージが変わったようでした。
講義を受けたあとは、実際に手を動かしてそれぞれのイメージを形にすることに挑戦!
今回参加者の皆さんに挑戦していただいたのは、「創作文字」の制作です。
パソコンの中には沢山の字体の文字があります。しかし、表現したい文字が必ずそこにあるとは限りません。表現したいテーマに合う文字が無いなら、自分で文字をデザインしていくのもデザイナーのお仕事の一つです。
参加者の皆さんにも今までにはない自分だけのオリジナルの文字を作っていただきました。
用意された素材を使ってそれぞれのイメージする「ART」という言葉を表現する文字をデザインしていきます。
出来上がった人は、また次のコンセプトを考えて新しい文字を作っていきます。
コンセプトを決めるのに苦戦する姿も見られましたが、コンセプトさえしっかり決まればデザインのアイデアはどんどん湧いてくるようで、新しい文字が次々に出来上がっていきました!
最後にデザインした文字のコンセプトや、こだわった点をプレゼンしてもらいました。
同じ「ART」という言葉でも、人によってイメージが違い、個性豊かな文字が出来上がりました!
他の方のイメージや、デザインのコンセプトのプレゼンに皆さん興味深そうに耳を傾けていました。
プロのクリエイターのリアルなお仕事の話から、これから身につけなければいけないスキルがオペレーションだけではなく、アナログのデザインスキルもとても大切なんだと、グラフィックデザインに元々興味があったり、お仕事として考えている参加者の皆さんは目標へ向けてのプロセスがより明確になったようです!
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