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- 2015.06.17
- イラストレーションイベント・バックレポート【バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジブログ】
イラストレーターエージェント「vision track」代表の庄野様をお迎えして、イラストレーションワークショップイベントが行われました!
「vision track」では、日本のアーティストを海外へ、海外のアーティストを日本へ、
多くのアーティストと仕事を結びつけるエージェントとして活動されているエージェントです。
http://www.visiontrack.jp/
今回は代表である庄野さまより、「イラストレーターとして活躍するためには」というテーマのもと、
仕事内容や活動の幅、活躍するためのノウハウなど、
これからイラストレーターを目指される方へ貴重なアドバイスをいただきました。
その内容を少しだけお届け致します。
まずは、イラストレーターのお仕事内容を実例とともに説明します。
庄野様はイラストとギャランティの関係性についてもオープンに話
それは「イラストレーターは魅力がある仕事」ということを伝えたいから。
なかなかイメージを掴みにくいイラストレーターの仕事について、
職業という側面から知るきっかけにもなります。
進行管理やディレクションを行なっていただくエージェントがあるからこそできることではありますが、
イラストのお仕事は国籍が関係なく、海外に目を向けることで可能性が一気に広がる事を知ることができました。
また、海外で仕事をする場合「色彩感覚」や「文化」の違いなどを考慮した調整必要とのアドバイスも頂戴しています。
続いてお話頂いたのは、あるイラストレーターさんを実例として、学生の頃の作品と、
プロのクリエイターとしての作品の違いを基に、イラストレーターに求められることを説明していただきました。
大事なことは、クライアントの意向に応える【コンセプト立案力】。
そのイラストが使われる会社や商品、顧客を想像して、
自分の作品をより魅力的にみせる方法を考えるチカラが大切だと教えていただきました。
最後に参加した方からの質疑応答にお応えいただいた庄野様。
「これからはデジタルとアナログはどちらが求められますか?」といった質問に対し、
「トレンドは変化していきますが、今はアナログ、あえて手間をかけて作ったものが評価されつつあり、
雑誌の表紙などでもアナログのイラストレーションがまた使われる機会が増えています。」とお話いただきました。
最低限のデジタルスキルは必要なものの、改めて、そもそも魅力的なイラストが描ける『画力』と、
様々な表現方法の中で『自分なりの世界観』を持つことの重要性に気付けました。
、
短い時間の中で、とてもリアルなイラスト業界の本音を聞くことができた同時に
自分たちでもこれらからイラストレーターを目指すことができる!可能性がある!といった夢を与えていただけた2時間になったと思います。
Vision track庄野様、お忙しい中素晴らしいお話をありがとうございました!
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ILLUSTRATION & ART | イラスト&アートコース
基礎カリキュラムでは、イラストレーターとして必至の「画力」を中心に学ぶ。様々な素材・画材を使い分けた、テーマごとの作品制作を実施。自信のオリジナリティのベースを見つけていきます。応用カリキュラムでは、クライアントを想定した「キャラクターデザイン」「グッズイラストデザイン」「雑誌イラスト」などの課題制作から、自身のイラストを商業で活用するための画力と表現力を学びます。
>>イベントにご参加できなかった方で、イラスト業界について興味がある方は、バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジで開催の『キャリアチェンジガイダンス」へぜひご参加ください!
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