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2022.12.02
東京校イベントレポート!~バンタン卒業生展示会「Dress up」~

こんにちは、バンタンデザイン研究所です。

バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジフォトグラフィ速習コースを卒業した

津田 悠希さん、尾崎 茉佑さんによる展示会が開催されました!

 

今回の展示会テーマは、「dress up

 

右:津田 悠希さん
左:尾崎 茉佑さん

 

二人のこれまでの容姿に対する価値観と個々のユニークさを通して見つけた、「今の私を好きでいること」をメイクとファッションで表現した展示会。     

集客にも力を入れたようで、会場には一緒に学んだメンバーや撮影で関わったモデルさん、ご友人様、ご家族の方々の他、たくさんの方が足を運んでくださり、会場は終始賑わっていました!

 

今回の展示スペースはバイク販売店の倉庫をお借りしての開催。レコードが流れていてとてもお洒落な空間でした。

展示会の様子や卒業生の作品をご覧ください。

 

 

 

 

お写真の他にも、尾崎さんが別の作品撮影でスタイリストとして参加した時に作ったドレスが展示されていました!

 

 

津田さんが2018年留学中に滞在したロンドンと訪れたバルセロナ、2019年に訪れたニースで撮られた写真。

 

 

 

 

作品撮影にあたり、ヘアメイクさんと事前打ち合わせをして出来たメイク案の構想です。

 ヘアメイクさんは、バンタン内で募集したそうです! 

 

 

実際に展示会の当日もフォト×メイクのセッションワークが行われ、WSヘアメイク専攻 1年生の長坂さん山田さんが担当していました!

入学してまだ半年ですが、バンタンでは実践的に学んでいくので様々な現場で即戦力となります。

 

 

実際に撮影が始まりました。

授業で実践的に学んでこられたからこそのスムーズな撮影ワーク!

 

 

素敵な作品が出来上がりました!

 

今回展示会を開催されたお二人にインタビューさせていただきました。

 

───今回の展示会開催のごきっかけを教えてください。

津田さん

「半年間の授業も終盤にさしかかった頃、山田講師から展示の仕方(展示する際の作品の並び順や流れ)のお話をお聞きし、締めくくりとして展示会をしたいなと思い始めました。作品をInstagramに載せているのですが、それを見て大学時代の友人で株式会社架空フォース代表取締役兼、Neutraアートコミュニティ代表の浅賀敏樹さんから声をかけていただき、今回の開催が決まりました。1カ月半前から準備をし始め、まずは『なぜメイクを撮影したかったのか』『なぜそのジャンルに興味があるのか』の深掘り、過去の振り返りから始めました。そして、作品を見てくれる第三者への提供価値とは何か、を展示運営側や尾崎さんと共有し、更に作品撮りに対する価値観を話し合う中で、お互いの作品撮りに合う展示会のタイトルを決めました。

ありがたいことに浅賀さんはヴィジュアルデザインに長けていたので、展示告知における宣材デザインは全てお任せしPOPを作ってもらいました。そして開催日の1ヶ月前からSNSで運営側と主催側で告知を定期的に行っていきました。」

 

 

───初めての展示会はいかがでしたか?

津田さん

「展示をきっかけに新たな交流ができてコミュニケーションの大切さを改めて認識しました。個人的な話になりますが、浅賀さんの知り合いでチェロ奏者の方が来てくださり、今度その方のライブに行かせていただきます。自分ではなかなか足を踏み込みにくいコミュニティに自身が開催した場で選択肢が広がることにドキドキとワクワクを覚えました。作品がまだまだ少ないのですぐにとはいきませんが、今後はもっと沢山の人を呼んで交流できるような展示の機会を作りたいです!」

 

尾崎さん

「はじめての展示会だったので、写真の選定や展示する際の装飾など物理的な準備も苦労しましたが、レイアウトや順番など写真を見てもらう流れを考えるのが一番大変でした。

イベントでは作品撮りの時にお世話になった長坂さん(WSメイクコース)とお友達の山田さんにお願いして、お客様が体験できる作品をオマージュしたメイクアップコーナーも準備しました。展示会に来てくださった方や運営の方など、多ジャンルの人と意見交換などができ、新たな刺激になりました。今後も納得のいく作品ができたら展示会は開催したいです!」

 

 

 ───入学したきっかけを教えてください。

津田さん

「以前はYouTube動画の制作会社に勤めていましたが2021年の秋に退職し、同時期に大切な家族が亡くなるという経験をしました。そこからしばらくは心身共に疲弊してしまっていたのですが、その経験もあり、これからは自分の好きなことだけをして行こうと決め、写真を学べるスクールを探し始めました。私はファッションや音楽などにも興味があるので、他学部の人ともコミュニケーションがとりやすい環境がある点と、早くフリーランスで活動したいと思っていたので通学期間が半年間である点に魅力を感じバンタンへの入学を決めました」

 

尾崎さん

「アパレル会社のSNS撮影担当として勤務しており、カメラは独学だったのでしっかり知識を付けるためにスクールを探していたところ、バンタンを見つけました。説明会に参加し、現役のプロ講師に直接学べるという点に惹かれて入学を決めました。」

 

 

 ───バンタンでの授業はいかがでしたか?

津田さん

「何も知らない状態の私からすると、現役クリエイター講師から学ぶことは全て刺激的でとても貴重な時間でした。特に業界のことや専門知識・スキルをとことん学べる機会はないので、実際の現場の空気感や広告向きの撮影ノウハウなどを習得出来たのはすごく大きかったです。講師の方々はいつ質問をしに行っても時間の許す限りお話してくださり、とても親身に対応していただきました。また、8000人規模のグループチャットで別学部の方と容易にコミュニケーションがとれる環境も魅力的でした」

 

尾崎さん

「私は、『写真を見てその人の人となりが伝わる写真が良い写真になる』という講師の言葉が特に印象に残っています。授業で出た課題は毎回納得のいくものを撮ろうとしてかなり苦戦していたのですが、その言葉をお聞きし改めて自分の好きな写真は何か考えるきっかけにもなりました。また、年代ごとに流行したライティング方法から現代のライティング方法まで、基本スキルはもちろんのこと、講師陣が実際に仕事の際に実践していることを直接教われたことも大きかったです。今後の自分の進路について講師に相談した際も、ファッションカメラマンを目指すなら、まず知識や現場の勉強をするためにスタジオへ入った方が良いというお話をいただき、安心して転職活動に臨めました。」

 

 

 ───実際に入学前と入学後でどんな変化がありましたか?

津田さん

「より自分の夢に対して明確に一歩を踏み出せる状態になった事が大きな変化だと思っています。本気で学ぶために入学して、単なる仕事ではなくライフワークにするための覚悟が芽生えました。入学前は業界についてだいぶ甘く考えてしまっていたので、その分厳しさも知りましたが、それでも自分がやりたい事はこれだと確信できました。」

 

尾崎さん

「意識が変わり、目標が明確になりました。入学前はカメラの知識やライティング技術をメインで学ぶと思っていました。ですが、実際の授業ではファッション、ビューティ、物撮り等、コンセプトに合わせて撮影をしていくので、ただ技術を身につけるだけでなく、写真を通じて何を伝えたいのか、自分の内面と向き合う機会も多くありました。この時間があったからこそ、今後の目標が明確になったと思います。」

 

 

 ───今後の目標を教えてください。

津田さん

「私は、ファッションカルチャーに関する写真を撮るフォトグラファーを目指しています。まだ定かではありませんが、過去に英国に留学をしていた事に加えて、ファッションや音楽など西欧カルチャーに幼い頃からルーツを感じていたので、今のスタジオで2年程経験を積んだ後に渡英も視野に入れています。

また、自分はフェミニストでもあるので自身の写真表現を通して社会に自分の考えを訴えるような作品もいずれ作りたいです。そして将来は拠点を定めずにライフワークとして続けていきたいです。」

 

尾崎さん

 「今後の目標は、個人指名で仕事が来るようなフォトグラファになることです。来年の2月から勤務するスタジオは、目標であるファッション雑誌の撮影が中心なので、そこで経験を積みながら技術を磨くことはもちろん、私だけのカラーを見つけられるように頑張ります。」

 

 

在学中からコースの垣根を超えて他のコースの方とも交流を深め作品制作を積極的にされていたお二人。

バンタンは様々な分野が共存するデザイン・クリエイティブの総合校のため、分野を超えたデザイン思考と、在学中から卒業後も一緒に夢を追って頑張れる仲間ができます。

 

今後もお二人のますますのご活躍を期待しております!

 

 

 [PROFILE]

津田 悠希

20224月バンタンデザイン研究所キャリアカレッジに入学し、現在は株式会社オートグラフにてスタジオマンとして勤務。

Instagram: @photobyuki 

 

尾崎 茉佑

20224月バンタンデザイン研究所キャリアカレッジに入学し、来年1月から株式会社オートグラフにてスタジオマンとして勤務。

Instagram: @wacochi_88  

 

展示会運営&場所提供

株式会社架空フォース代表取締役

Neutraアートコミュニティ代表 浅賀 敏樹

Instagram: @toshiki_52kkh 

Mail: kakuh_officer@kakuh-official.com

高校からデザイナーを志し、津田さんと同級生であった大学時代に渡米した経験からアートの世界に目覚めました。

今はデザインと映像、バイク整備士を仕事にし、絵を描きながら自分の生き様を模索しています。

その中で出会った仲間と作ったのがニュートラというアートコミュニティです。

Neutraは現代社会のコミュニケーションの希薄さを克服したいと考えていて、「人と作品と過ごす時間」を武器に"史上最高の1日"を創り出すことを目標に活動しています。

そのひとつとして、今回は津田さんに声を掛けさせて頂き、展示を一緒に企画しました。

目標を達成したり沢山の方に足を運んで頂くことは簡単ではありませんが、作家と直接話をする機会を設け、心に触れるものや、新しい人との出会いも沢山生まれたのではないかと思っております。

今後は規模を拡大しながらも、今回のような暖かい空間作りも大切にしていきたいので、出展のご希望やコミュニティーへの興味がございましたらご連絡頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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