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インタビュー
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2022.10.03
グラフィックデザイン&アートワークコース卒業生 西川ちひろさんにインタビュー!

 

バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジの卒業生で、現在デザイナーとしてご活躍されている西川ちひろさんのインタビューをお届けします。

 

 

───入学したキッカケを教えてください

もともと絵を描いたりものづくりをすることが好きで、大学も芸術系に進み簡単なソフト操作等は学びました。就活では、ものづくり×接客のどちらも活かせるところに魅力を感じ住宅メーカーの営業職に就職し、お客様と一緒に作り上げた間取りが家として完成した時の喜びは、何にも変えがたい経験でしたが、これから先も長く働くことを考えたとき「得意なことを活かして働きたい!」と思い、デザインやイラストのお仕事に就くことを目標に、スクールを探し始めました。その中でもバンタンは現役プロクリエイター講師から学べて、在学中に企業案件にも挑戦できる機会もあるところに魅力を感じ入学を決めました。また、入学相談の時には卒業生のポートフォリオを見せていただけたことで「こんなことができるようになるんだ」というイメージが湧いて、より学びたい気持ちが高まりました!

 

 

───授業はいかがでしたか?印象に残っている授業等はございますか?

アートワークのデッサンが特に印象に残っています。講師にとにかく「見る」ことが大事と言われ、生まれて初めて、かなり細部を意識して見て描きました。普段はなかなかできない経験もできて楽しかったです。

あとはコーポレートステーショナリーのデザインをする授業や、実際の企業さんと行う産学プロジェクトも印象に残っています。一つのロゴ(企画)からグッズや広告等にどんどん発展させていくのが、難しくもとても楽しくてやりがいを感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

───バンタンでの授業が役立っていると感じる点はございますか?

座学ではなく実践メインの授業だったので、その際に学んだ「頭で考えるより、とにかくたくさん手を動かして発展させていく」というプロセスはとても役立っています。最初から完成形にするのではなく、いろいろな形や色を試したり、崩したりくっつけたり、アナログでもデジタルでもそういったことを繰り返して一つの完成形に近づけていくのは、これから先もずっと役立つやり方だと思います。また、講師が現役のプロクリエイターなので実際に採用されたデザインやプレゼン資料なども見せていただいたりしていました。具体的なアイディアの出し方だったり、アイディアの発展・変形のやり方などをしれたのも良かったです。

 

 

───入学を検討されている方がいたらバンタンをおすすめしますか?

はい。バンタンでは独学では得られないような経験ができ、同じような志を持った仲間にも出会えます。迷ってる人がいたら、ぜひ一歩を踏み出して欲しいなと思います。自分の作品に対してプロクリエイター講師からアドバイスをいただけるのは学校にいてこそなので、たくさん助言をいただける環境もとてもありがたかったです。

 

 

──在学中、転職まではどのように動いていきましたか?

ポートフォリオ制作講座を受講したのがきっかけとなり、年末頃から本格的にポートフォリオの制作を始めました。また、就職サポートには講座だけでなく講師との就活面談などもあったので、実際にポートフォリオの添削もしていただきました。その時講師から、好きが凝縮されている作品が無いと言われたんです。言い方があれかもしれないんですが、きれいにまとめられたイメージで、個性が伝わらない状態でした。今のままではもったいないから、もっと個性を爆発させたような作品を入れたほうがいいし、企業を選ぶ時も自分の好きなのもを作っている会社にいくとモチベーションも上がるからいいよとアドバイスをいただき、少しずつ方向性が固まっていったような感じです。ポートフォリは3月に完成し、4月中旬から実際に応募をし始め、全部で約10社応募し5社程書類通過しました。そこからは、モチベーションを維持できるように短期集中で進めたかったので、書類選考通過した中から今の会社含め2社いいなと思う会社に絞り込み進めて行きました。今の職場は自分の好きに関わるデザインに携われることや、紙媒体やWEBDVDパッケージ、など幅広くやっているので、色々なことに挑戦できる良い環境だなと思い入社を決めました。

 

 

───実際に入社されてみていかがですか?

今は事務所からテレビ局に出向しているのですが、本当にホワイトな働き方をさせていただいていて、上司の方も丁寧に教えてくださり、本当に恵まれている環境だなと感じます。

 

 

 

 

───初めはどのような業務から始まりましたか?

入社が6月で繁忙期ということもあり、入社初日から制作業務をさせていただきました。まだ入社数ヶ月ではありますが、宣伝広告やバナー、音楽番組のビジュアル制作、入稿データ作成など行っています。

 

 

───お仕事で大変だったエピソードはございますか?

扱うデータが多く、データ管理の重要性を改めて実感しました。学校では自分だけが分かっていれば課題を進めることはできますが、お仕事になるとメンバーでデータをフォルダごと共有して進めることもあるので、「誰が見てもすぐわかる」データ管理を意識するようにしています。

 

 

───ポートフォリオについて教えてください

一番のポイントはプロフィールを最後にもってきているところです。これも講師からアドバイスいただいたんですが、最初に持ってきてしまうとハードルが上がってしまうから最後のほうがいい、と。最初に作品を見てもらって、どんな人が作ってるんだろうと興味をもっていただけたところで最後にプロフィールを知ってもらえたほうが説得力があると聞きそのスタイルにしました。

こちらの日本酒ラベルの作品は、JAGDAスチューデントメンバーに入った際に来た募集情報を見てコンペに自己応募したものです。これも講師から授業の最初の方にやっといたほうがいいよと聞き、応募しました。入学して半年くらいで応募したのでソフトもまだ使いこなせていない状態で作りました。笑

結果は落選で、入選した方のデザインが結構シンプルだったので、つぎ込むだけでなく、削ぎ落とすことも必要なんだなと学びました。また、面接の時にも応募することがデザイナーには大事な事だからと言われたので、挑戦していて良かったなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

───それでは最後に、これからデザインを学ぼうと考えている方に対してのアドバイスをいただきたいです!

とにかく好きなことを学びたい!という意欲さえあれば、学校でも日々色々なことを学べてスキルアップできると思います。授業課題に参加することはもちろんですが、自主制作として一般のコンペに積極的に参加するのもオススメです!自主制作に対しても先生方からアドバイスをいただけて学びにもなりますし、その意欲と作り上げた作品たちはきっと転職・就職活動でも役立ちます。ぜひ一歩踏み出して夢を叶えてください!

 

 

 

 

 

【プロフィール】

2017年日本大学芸術学部文芸学科 卒業後、住宅メーカーに就職し、営業職として3年程勤務。その後、 2021年 バンタンデザイン研究所に入学。卒業後、株式会社竜カンパニーにグラフィックデザイナーとして就職し、現在テレビ局に出向中。

 

Instagramhttps://www.instagram.com/chihiro.works/?hl=ja

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