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Vantan Design Institute Career College
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在校生・卒業生・講師紹介

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卒業生紹介

デザイナー
神成 舞 Mai Kannari
PROFILE
慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了後、通訳業に従事。
2016年バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジ ランジェリーデザ
インコース修了。
2018年自身のランジェリーブランド「Maimia(マイミア)」デビュー。オンラインストアを中心に、阪急うめだ本店、西武池袋本店、伊勢丹新宿店などでポップアップストアを展開。
  • ファッション&ビューティ
MESSAGE
もともとフランス系の服飾専門学校で、教師と学生の間の通訳をしていました。
ファッションデザイン自体は小さい頃から興味があり、物心ついてからはランジェリーが特に好きでした。
ファッションの専門学校で、日々デザインの授業を通訳しているうちに、単純に自分もやってみたいと思ったのが始まりです。そこでバンタンのランジェリーコースを受講することを決めました。でも、自分でものづくりするとか、ブランドを立ち上げるとか、仕事にしようと意識し始めたのは受講の終盤でした。
バンタンのコースの存在を知ったのが、コース開始直前だったので、あまり迷う時間もなかったのですが、スケジュール的に今までのライフスタイルをキープするのは無理だなと思い、家族や恋人、友達に相談しました。そうしたら、ありがたいことに全員賛成してくれました。特に仲のいい友達は、今やらないと意味がないって全力で背中を押してくれて、とても感謝しています。

受講前は、自分と同じようなテイストを持った似たような女の子が多いのかなと思っていたので、最初の授業で様々なスタイルのクラスメートに出会えたのはとてもいい驚きでした。自分が見ていたランジェリーの世界がどのくらい狭いものだったか、ハッとさせられました。先生もクラスもふんわりした雰囲気で楽しく、4時間の授業もいつもあっという間に終わってしまいました。
私の場合、職場がファッションの学校だったので、そのあたりはとても恵まれていました。ランジェリーデザインも基本はファッションデザインと同じように進めるので、仕事しながら学んだ部分も多かったです。
ウィークデーにインプットして、ウィークエンドの授業でアウトプットする感じでした。ランジェリー・下着は一般のアパレルと違い、資材の多さや生産までのプロセスの長さがネックです。そういった製造過程に関しての知見を授業で得られたことが一番役立ちました。

Maimiaは、ファッションや美しさに対する感度の高い女性が、日常的に着たくなるようなランジェリーブランドを目指しています。私自身インポートのランジェリーが大好きなのですが、サイズ感や着心地で満足できるものにあまり出会えなくて。特にブラは、トップが透けたり、ペタンとしてしまったりと日常使いでは難しいものも多いですよね。 そのあたりを全て解決して、今のムードのファッションに合って、日本の女性のボディラインを綺麗に見せてくれるような、軽くて着心地のいいランジェリーをつくりました。
自分の名前をブランド名に入れたのは、今さらになって少し恥ずかしいのですが、美しいものをつくり続けていくための覚悟でもあります。
「ブランド」として確立するためには、商品だけではなくて、提案する価値観やライフスタイルに共感してもらうことが一番重要だと思っています。Maimiaの「裸のあなたと服を着たあなたの間の、もう1人のあなたをインスパイアしたい」というブランドメッセージの通り、1人でも多くの女性のプライベートな時間をインスパイアできたらいいなと思っています。

ランジェリーの世界は思っているよりも奥が深いです。趣味の幅を広げようとしている方も、いずれ仕事にしたいと思っている方も、専門知識を身につけることで、今考えていることの先の展開が見えてくると思います。いいタイミングでチャンスを掴んでくださいね!

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