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- 2013.08.12
- キャリアカレッジ在校生インタビュー 第7弾!『社会人のキャリアチェンジ』編【バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジ ブログ】
仕事と両立しながら通う星野さんから、キャリアチェンジを考えたきっかけや、仕事と両立しながらのライフスタイルについて詳しく聞いてみました!
(星野 優 26歳/会社員 フォトグラフィ週1日コース)
―今はどんな仕事をしているの?
自動車メーカーに勤務して4年目になります。自動車整備の専門学校を卒業したのですが、その時に1級整備の資格を取得したので、それを活かしています。
―なぜ、フォトの勉強を始めることに?
正直、誰もが知っている会社に入れてわりと安定もしていますが、肉体労働だし仕事はかなりハードです。だから同世代の人たちはほとんど続かないし、自分も仕事に慣れてきた頃からだんだん将来について考えるようになりました。
「このままずっと機械のように同じ作業を続けていって、自分の人生これで良いのか?」
「自分のやりたい事って何だろう?」
「将来どうなるのか?」
毎日のように悩み続けました。
そんな時、母親から1冊の本を薦められたんです。それは、笹本恒子さんという『女性報道写真家第一号』と言われている方の写真集だったのですが、母は昔から自分が写真を好きで色々と撮っていたことを覚えていてくれたんです。
その写真集を見て、改めて写真が好きだと思い、これを契機にまずは勉強してみようと思い、通い始めました。
―きつい仕事と休みの日のバンタンでの授業は大変なのでは?
今となっては、「無理して入学して良かった!」と思っています。
やはり時間的には大変ですが、毎日悩んでいた時に比べれば、気持ちが落ち着いて充実した日々を過ごしています。
―授業ではどのような課題があるの?
最近だと、「日の出から日の入りまで、白い建物を取る。36枚フィルム×2本分」という課題が出ました。露出などの適正を勉強する課題なんですが、ひたすら大変でした(笑)。前日は夜の12:00まで仕事で朝3時に起きて、実家のある群馬の「みかぼみらい館」を撮影してきました。変なおじさんに絡まれたり、夕方から雷が鳴り始めたり・・・(笑)。
ただ、この課題だけでも相当の勉強ができたと思います。フィルムはこれから現像するのですが、撮影のテクニック的な面だけでなく、チャンスを待つことや、ロケの準備など、自分にとっては重要な1日だったと思います!
(課題で撮影した作品)
―クラスメイトや講師はどんな人?
クラスメイトは大学生や社会人がほとんどです。主婦の方もいらっしゃいます。お子さんの写真を上手く撮れるようになりたいんだそうです。
先生方は色々な経歴を持った方たちで、アメリカの大学を卒業して海外での仕事経験もある先生は、アメリカでの話をよくしてくれます。フィルムや現像の基本をしっかり身につけてから、デジタルを勉強するように指導してくれるロジカルな先生です。
他にもスタジオで活躍している先生もいます。この先生は感覚的な人で、「まずはシャッターきって見ろ。」的な現場の人らしい感じです。
―将来の目標は?
スタジオに入りたいと考えています。経験を積んでチャンスが来ればフリーで活躍していきたいです。
今はまだ何を撮っていこうかも決まりきっていないですが、授業で学んだ内容を精一杯吸収していこうと思います。
仕事との両立は大変な部分もあると思いますが、これからも目標に向かって努力して、チャンスを掴んでいってくださいね!