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ニュース&トピックス
2017.11.28
ファッションデザインコース佐々木 麻衣さんインタビュー!

20174月に入学した佐々木 麻衣(ささき まい)さんのインタビューをお届けします。

 

佐々木さんは現在大学生で、ファッションデザインコースとパターン&ソーイングコースの2つのコースを受講しています。 

 

 

■ファッションに興味を持ったきっかけは?

私は岩手県出身なのですが、中学の頃にZipperという雑誌を読んだのがきっかけで、ファッションに興味を持ちました。岩手では見たことのない服が沢山載っていて、「東京にはこんな服があるんだ!」「こんな服着るんだ!」と衝撃を受けました。

 

■進路選択の際に専門学校と大学で迷いませんでしたか?

少し迷いました。でも、兄がいて、4年間勉強しながら、遊ぶ時間もやりたいことをやる時間もあって楽しそうだったので、「大学の方がいいかな」と考えました。

また、ファッションへの興味はあったものの、やりたいことを決めきれていなくて、「大学に入ってから探そう」という思いもありました。

今、大学では経済学部の経済学科に通っていて、数学や株のことなど、ファッションと関係ないことをやっています。でも、大学生は自分次第で時間が作れますし、経済を知ることは今後ファッションにも繋がってくると思うので、やはり大学に入ってよかったと思っています。

 

■バンタンでファッションを学んでみようと思ったきっかけは?

中学~大学2年まで、ずっとバレーボールをやっていたんですけど、「これを続けていくのは何か違うな」と思い、自分が本当にやりたいことはなんだろう?と考えた時に、「ファッションが好きだから服を作ってみたい!」と思いました。

 

デザイナーになりたい!ブランドを持ちたい!と明確に思ったわけではないのですが、この大学生という自由な時期に、興味のあることを学んでみて、それが自分に合うかを確かめてみたかったんです。

 

アルバイトをしていて、夜間だと通えないから、土日で学べるところを探しました。バンタンでお話を聞いた時に、学校法人の専門学校にはない「プロの講師に相談できる」とか「現場の話を聞ける」という点に魅力を感じて、ここで学びたいと思いました。

 

 

 

 

 

■実際に入学して、授業はどうですか?

私は、大きく分けると、デザイン・パターン・ソーイングと3つのことを学んでいるのですが、特にソーングが難しいです。初めての授業で、私だけたくさんのミシン針を折ってしまって焦りました。ミシン針の刺し方を間違えていたのと、ファスナーをつけるギリギリを縫いすぎて、ファスナーの端のプラスチックに、針があたって折れてしまいました。今ならこうして失敗の原因がわかるんですけど、当時はわからなくて、「私、この先大丈夫かな」と不安になりました。。

でも、教えていただいて、少しずつ出来るようになってきて、授業でスカートを作った時に、思った通りのものが出来て、とても嬉しかったです。

私は、ハイウエスト・ロング丈の真っ赤なスカートを作りました。丈感も完璧に思った通りに出来上がって、とても気に入っています。

クラスメイトも、それぞれ好きな生地で、好きな形のものを作っていました。みんな並べるとカラフルで、形はロング丈の人もいれば、超ミニ丈の人もいましたよ。

 

今はパンツを作っているのですが、スカートは直線縫いだったのが、パンツは曲線が増えて、とても難しいです。

 

ファッションデザインのコースでは、ブランド企画をしました。私は、同世代ともう少し若い人をターゲットにした、ロックテイストのブランドを企画しました。きっかけは、矢沢あいさんの漫画です。ロックテイストとか、あのようなチェックとかがとても好きで。自分ではしっかり練って出した企画でしたが、先生にはすごくダメ出しをされました。「デザインや、やりたいことが決まっているのはわかるけれど、ロックやパンクの信念をわかっていない。もっと深いところをわかっていかないと、この企画は成立しないぞ。」と言われました。

そう言われた時に、もっと芯のあるものを作りたい、拘りのあるものを作りたい、と思いました。

絵は元々得意でなくて、デザイン画を描くことがとても心配だったのですが、初回授業で描いた絵と、6ヶ月学んだ後に描いた絵を比べてみたら、全然違っていて、感動しました。本当にうまくなっているんです。

 

学んでみて、自分の得意不得意に気付けた、というのも収穫でした。先程、ソーイングが苦手、とお話しましたが、私は、パターンが得意みたいです!直線定規を使って曲線を描かないといけないのですが、こちらは意外とうまくできました。

 

■大学との両立は大変ですか?

大学生は、大学での勉強も、アルバイトもあるし、34年になるとインターンや就職活動が始まるから、大変かな、と思ったんですけど、時間はあるので、全く問題ないです。インターンも行きました。印刷会社に行ってみたんですが、色彩のことや、ものづくりのことなど、形は違うけれど、ファッションにも通ずるところがあり、楽しかったです。

大学と、バンタンと、アルバイトと、インターンと、忙しいけれど刺激があってとても充実しています。

 

授業は半年間で2回お休みをしてしまったんですけど、次の授業の時に、先生が個別に前回やったことを教えてくださったので、全く問題なくついてこられました。

 

今日は3ヶ月に1回の補講WEEKだったんですけど、講師の先生と、アシスタントのスタッフの方が来てくれて、お手伝いいただきながらやっています。

 

■ご家族の反応はいかがですか?

私が学んでいることに対して、興味を持ってくれていて、「次は何を作るの?」と聞いてくれたり、実家に帰った時に一緒に生地を選んでもらったりしています。

 

■これから学んでみようか迷っている方へ、メッセージをお願いします。

もし、迷っているなら、やってみた方がいいと思います。

やってみないと向き不向きや、本当にやりたいことも見えてきません。私は、学んでみて、家族や友人など身近な人に喜んでもらえる、その人にピッタリの服を作っていきたいという目標が出来ました。

 

大学やアルバイトもあって忙しいかな、と思うかもしれないけれど、ほとんどの方が部活経験ありますよね。バンタンも同じように「将来に役立つ部活」という感じで通えばできます。

 

実際の仕事のお話を聞ける機会は大学ではないな、と思います。最近ですと、講師がGINZA SIXの仕事に関わっていた話など、話題性のある施設のリアルな話を聞けて、とても楽しかったです。

 

1回の学校だからこそ、大学やバイト先では出逢えない、いろんな業界の会社員の方や、美容師さん、デザイナーさんなどの専門職の方がいて、とても楽しいです。

 

 

やってみないとわからないことも多いし、色々な人に出逢える場なので、是非挑戦してみてください。

 

 

 

PROFILE

佐々木 麻衣さん

1996年 岩手生まれ

2015年 4月 4年制大学経済学部に入学

2017年 4月 バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジ 

ファッションデザインコースとパターン&ソーイングコースにWメジャーで入学

 

2018年 3月 バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジ 卒業予定

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