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- 2016.10.30
- 第6回目のプレスクールバックレポート
10月22日(土)に行われた10月生最後のプレスクールの様子をお届けします。
今回のテーマは、「パーソナルブランディング」
株式会社オレンジフリーの蒲原講師をお招きし、パーソナルブランディングの必要性をお話し頂きました。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、ブランディングはクリエイターにとって必要不可欠なものになります。
まず、クリエイターは、自身が看板です。ビジネスとして成立させるためには、他にはない個性が必要です。
自分にしかない個性は何なのか、自身の強み、弱みを理解し、どうブランディングしていくのかが鍵になるとお話し頂き、スタートしました。
ブランディングをする上でコンセプトは重要なポイントの一つです。
例として、スターバックスは「サードプレイス」というコンセプトで、3番目の場所という意味を込めています。
家と職場、学校を往復するだけの日々ではなく、居心地の良い3番目の場所に価値を見出し、その空間が好きというファンを増やすことができました。
こういったブランディングにより市場の中で差別化を図り、スターバックスにしかない価値を作ることできたのです。
マーケティング戦略は、このように企業で使用されますが、個人でも活用することができます。
そのための第一歩として、参加者の皆さんに、これから入学して得たいこと、なりたい人物像を書き出しました。
それをまずグループで共有します。今回初めて会う方もいらっしゃったので、初めは緊張している方もいましたが、同じクリエイティブ業界で目標を持っていると知れ、一気に仲も深まっていました。
「○○と言えば、□□」という言葉のように、コンセプトやブランドアイデンティティがあるからこそ、成り立つものが身の回りにはたくさんあります。
今回、いくつかのお店、ホテル、ブランドを元にお話し頂きました。
また、3C分析を行い、自社、競合、顧客の中での位置づけ、自身をとりまく環境を一から考えました。
この中で一番重要なのは、顧客からの視点です。顧客がどのようなものを求めているのかが分かると、そこへ向けて何を展開していけばいいのかが見えてきます。
また、近年個人で活躍するクリエイターも増えています。作家ブームと言われ、アクセサリーやファッション雑貨、ロゴなど技術があれば個人で商品制作ができ、今やSNSやWEB上で簡単にショッピングが可能ですよね。
売れるクリエイターは、個人や企業関係なくブランドのコンセプトの差別化ができており、市場の需要に合わせて形を変えていくことができます。だからこそブランディングを活用できれば、誰もが活躍できる業界でもあります。
だから、常にアンテナをはっておくことが大事だと蒲原講師は教えてくださいました。
最後に、素直であること、自分を客観視できること、成功イメージを持つことという自身が輝く為の3つのポイントも知ることができました。
これから、クリエイターとして学んでいく中で、今から意識できること、授業だけでは知ることができない内容になり参加者にとっても有意義な時間となりました。
いよいよ来週から初回授業がスタートします。
今まで学んだことを意識して授業に取り組んでいきましょう!!