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授業/講演会
  • ファッション
2016.06.16
【ランジェリーコース授業レポート】オリジナルブランド企画授業スタート!

今年の4月に入学したランジェリデザインーコースの授業風景をレポートします。

まず、ランジェリデザインーコースは皆さんどういったことを学ぶのかイメージできますか?

単に、ランジェリーを作り上げることが目的ではありません。

 

一人ひとりがオリジナルのランジェリーを作るためにまずは市場分析を行います。今授業で行っているのは、

実際に売れるショーツを作成するために、ブランド名やコンセプト、ターゲット、テイスト、といった軸を決めていきます。

 

2週間かけて軸作りを行うのですが、雑誌やネット、学生同士、講師との会話を通して情報を共有し形にしていきます。

 

 

この決めた軸に向けて作業を進めていき、売れるショーツを制作していくので軸作りはとても重要です。また、これが企画書(コンセプトシート)と言われるものになります。

 

学生の皆さんは初めてのことなので、悩みながらもネットやいろんな雑誌をみて情報を集め、自身が作りたいオリジナルのショーツを企画していました。

 

そしてこの後、作成した企画書を一人ひとり発表しました。

皆さん他にはないブランド名やコンセプトで、とても思いが込められているのが伝わります。

 

講師の方もプロの目線から一人ずつアドバイスをくださり、売れる商品へと何度も訂正をしていきます。

 

 

少人数制のコースなので、学生と講師の距離が近いのもバンタンの特徴です。

講師の方も、「今ランジェリーのデザインを教えているが、将来的にはランジェリーに限らずアパレル会社等の企画職としての就職や、

ディレクターという立場で活躍してくれると嬉しいですね」とおっしゃっていました。

 

こうやって自分が企画したものを人前で話すことで、自分自身も企画がまとめられ、途端に自分だけの作品ではなくなるので、今の段階からプロの現場を体感できます。

 発表が終わったあとは、作るショーツの型を決め、トレースをしていきます。

トレースとは、デッサン練習のことで、他社ブランドのショーツを真似て書く練習です。

実際にデザインを描くので、絵が苦手な私にできるの?不器用だけど大丈夫?といった声も聞きますが、全く問題ありません。

最初はもちろん難しいですが、トレースは繰り返して覚えられるものです。

その為には練習が必要なので、皆さん真剣な表情で取り組んでいました。見る方にも誤解を与えないように、忠実に描くことが重要な作業です。

この後、授業の中でも現場をリアルに再現するために、発注書と呼ばれる商品化に必要な書類を実際に書いていき、商品を作り上げます。

 

このように、バンタンの授業はほとんど実践で行われています。

 

今日の授業はここまでになりますが、前期で売れるショーツを完成させ、後期からはブラジャーを作る予定です。

学生さんによっては、ショーツに限定して制作する方もいます。

個人の目的に合わせて自由に企画、制作できるのもキャリアカレッジの特徴ですね。

 

今入学しているランジェリーコースの学生さんたちは一人ひとりいろんな思いを持って入学されています。

サイズの合うランジェリーがないため自分で作りたいと思った人、将来はランジェリー業界で活躍したい人、独立したい人など様々な方がいます。

 

もちろん学ぶ中で、目標がより明確になったり、違う目標ができる方もいます。

授業の中でいろんなことを学んで、この経験をこれからの社会で活かしてほしいですね!

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