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- 映画映像
- 2013.02.19
- まぼろしの作品も上映!! 「中央線映画祭」開催★【バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジ ブログ】
「若者の映画館離れが進んでいる状況は、否定できません。
どうしたら、若い人が映画館に足を運んでくれるかを考えて
『中央線』というテーマにたどりつきました。」
落ち着いた口調で語るのは、実行委員長の薄(うすき)君。
サブカルチャー、ファッション、アート、音楽、演劇と様々なジャンルが混在する中央線カルチャー。
この日のために、映画配給宣伝週1コースが厳選した作品は、
「ライブテープ」「吉祥寺の朝日奈くん」「ジュリエットゲーム」「美代子阿佐ヶ谷気分」の4本
さらに、「オタク」という言葉の生みの親として知られる
作家 中森明夫様をゲストにお迎えしてスペシャルトークショーも開催☆
スタッフがまとうのは「オレンジ」のTシャツ
そう、コーディネートも中央線です
「『キネマ旬報』さん、『映画秘宝』さんに紹介していただいたのが嬉しかったです。」
と笑顔を見せる小野瀬君。
ウェブマガジンで映画コラムを執筆する彼は、お客様を会場へアテンド。
大きな声を出して挨拶する姿にも、映画への情熱がにじみ出ていました。
-----1番オススメの作品は?
薄くん
「『ジュリエット・ゲーム』には、特に思い入れがあります。
DVD化されていないので、VHSで試写しました。クラスメイトみんなで大笑い
20年以上前の作品なのに、軽快で面白いんです」
----- 中央線沿線の映画館で上映しようとは思わなかったのですか?
薄くん
「もちろん考えました。でも、『ジュリエット・ゲーム』の映像がフィルムのみだったので、
中央線沿線の映画館だと設備の関係で上映できなかった。
この作品は譲れないので、六本木シネマートさんに決めました。」
作品と作品の間の「入れ替え」は、大忙し
少ないスタッフで、お客様のお見送り、次回作品のチケット切り、
アンケートの回収、忘れ物の確認を行わなくてはなりません
「後半は定時で始められるように『まき』でお願いします。」
とスタッフに指示を出す薄くん。インターバル中も、休む暇はありません。
最後の作品『美代子阿佐ヶ谷気分』の上映を終えて…
柴田さん
「上映会のあとは、反省会。上映して終わり…ではなくて、
お客様からのフィードバックをいただくことで、今後につなげていきたい。」
と、力を込めます
半年かけて企画した一大プロジェクトは、大盛況のうちに幕を閉じました
今回の映画祭には、総勢200名ほどのお客様がご来場くださいました。
誠にありがとうございます!!
映画配給の醍醐味を感じられる1日となりました