今回は先日「グラフィックデザイン総合コース」で行った企業ロゴデザインとそのプレゼンの授業の様子をお届けします。

まずそれぞれオリジナルで架空の企業のロゴをデザインしていきます。

自分が将来独立してデザイン事務所を立ち上げるという想定で、その企業のロゴをデザインする生徒さんもいらっしゃいます。

まずその企業のコンセプトや一番伝えたいメッセージ、また誰に向けて発信したいのかというターゲットなどを明確にしていきます。

ロゴデザインができたら、今度はそれを元に、コーポレートステーショナリーを制作していきます。

コーポレートステーショナリーとは、その企業で用いる名刺・封筒・便箋などを指しますが、これは単なる道具ではなく企業のアイデンティティを形に表したものです。

実用性に加え、外部に向けてメッセージを発信する機能を伴せ持っています。

デジタル化が進んだ現代でも「ビジネスは名刺交換から始まる」と言われるくらい紙のツールは重要な役割を果たすので、グラフィックデザイナーの仕事はこれからも需要が尽きることはありません。

皆さんコーポレートステーショナリーの作品例などを見ながら、プロ講師から企業ロゴデザインについて学んでいきます。

そして、それぞれの作品制作ができたら、そのロゴデザインについて、プレゼンを行っていきます。

どういうコンセプトの企業なのか、そのデザインにはどういうメッセージが込められているのかなど、十人十色の作品プレゼンをしていきます。

クラスメイトの作品やアイデアを見聞きしたり、自身の作品のプレゼンを行い、クラスメイトやプロ講師からフィードバックをもらう事で更に作品の精度も高めていけます。

バンタンでは、プロ講師からの発想力を高めるための講座や、自分のアイデアを形にしビジネスに繋げていくための指導、またそれを広めていくためのプレゼンテーションの授業など様々な方面から、デザイン業界で活躍できる人材を育成していきます。

受講生の皆さんの、今後の成長が益々楽しみですね！

デザインの仕事に少しでも興味がある方は、まず業界のことから知れる「クリエイティブ業界ガイダンス」も行っておりますので、お気軽にご参加ください。