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- ヘアメイク
- 2014.06.09
- 高木政美講師に学ぶ!ポニーテールとブローの極意☆ 【 バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジ ブログ 】
「鼻の延長線上に、ポニーテールの結び目がくるようにね」
と、ヘアスタイリストの高木政美講師。
今回学ぶのは、ポニーテールの作り方。
定番のヘアアレンジですが、おさえるべきポイントがあるそう☆
「結び目を上にすればするほど、
フレッシュな印象になります。
逆に、下にすればするほど落ち着いた雰囲気になります。
えりあしがふくらみすぎると、
老けた感じに見えてしまうので注意して。
結ぶまえに、髪全体にワックスをつけて!」
続いては、ロールブラシを使ったブローの試験です☆
「ロールブラシには、クセを直す、毛先をカールさせる、
根元のたちあげなどなんでも使える万能ブラシです。
『こういう雰囲気に仕上げたい』という
イメージを持ってブローをしてください。
内側もキレイにブローされているかをチェックします。
制限時間は20分間。
よーい、はじめ!」
ブローの基本的な流れは……
1)ウィッグ全体を、きりふきでしめらせます
2)ダッカールを使って、
髪の毛をパーツに分ける
「ブロッキング」していきます
3)ロールブラシで毛先を整えながら、
ヘアドライヤーで乾かしていきます
学生たちの仕上がりを、
マネキン一体ずつ細かくチェックしていきます!
高木講師
「毛先は、どうしようとしていますか?」
学生
「内巻きにしたかったんですが、うまくいかなくて……」
高木講師
「これは難しかったでしょう。なぜかというと、
マネキンの毛先がすかすかで重みがないから」
と、落ち込んでいる学生には優しく声をかけます。
また、ブローができている状態は
「手ぐしを通しても、つっかからないこと」
と強調します。
「ブローの時間をより短縮させるために、
手にいつもドライヤーをもったまま
ブロッキングしてみてください。
いちいちドライヤーを置いていたら、
時間がもったいない。
ダッカールではなくて、ブロッキングは指でもいいんです」
後半は、講義へ……☆
「髪の毛って、何本くらい生えていると思いますか?
平均するとひとり10万本といわれています。
少ない人だと5万本。
ひとつの毛穴から、何本か髪の毛が生えているんですよ。
1ヶ月に1センチ前後のびています」
「ちなみに、ウィッグは、もともとは人の毛です。
縮毛矯正しているかもしれないし、
簡単に言ってしまえばダメージ毛なんです。
髪の毛に必要な水分もあまりないので……
何度も使っていると、ぷつぷつ切れてしまうこともあるんです。
これから、本物の人の毛で練習するときは、
ぜひ『優しく』扱うことも意識してください」
と、ヘアスタイリストとしての心得も
教えてくださいました☆
友達にブローしたり、
ヘアアレンジしてあげると喜ばれるもの。
人のためにも、自分のためにも、
ぜひいっぱい練習してくださいね!