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- 写真
- 2018.05.28
- VANTAN通信.com<社会人編>第4回
<社会人編> 第4回 フィルム写真の魅力とは。
ご無沙汰しておりましたVANTAN通信.com。
第4回は、個人的に訪れた写真家・フリーカメラマン 藤代冥砂(ふじしろ めいさ)さんの写真集発売イベントの様子。
原宿にあるマークジェイコブスが手がけるブックストア「BOOKMARC」で、
90年代の東京クラブシーンをおさめた写真集『90Nights』の発売記念パーティーにお邪魔しました。
当日は入場フリーで、ドリンクを片手に地下の展示スペースへ。
そこには人・人・人!!!
90年代を全力でクラブで楽しんでいた当時の人から、その時代を知らない若者まで。
そして壁一面にクラブで撮り続けた写真がズラーッと飾ってあり、圧巻の展示。
多くの方が藤代冥砂さんの写真に引き込まれていました!
フィルムで撮った写真って、何でこんなに魅力的なんでしょうか。
フィルムはデジタルと違い、SDカードに数百枚保存・・・とはいかないので、その1枚への思いというか。
しかも、撮ってその場では確認できないものフィルム撮影の特徴。
「現像」をしないと見られないんですよね。レタッチもありません。
だからこそ、1枚の画から「この一瞬を絶対に逃さないぞ」といわんばかりの気迫を感じました。
そして、その思いが伝わったからこそカメラを向ける藤代さんに自然と心を開いている被写体の方々の表情。
なんだか、写真の本来あるべき姿を再認識できた気がします。
展示は6/3までやっているようなので、ご興味のある方は是非。
今やデジタルが主流となり、もちろんデジタル撮影スキルもプロとしては必須です。
いつでもポケットに入っている手軽な携帯電話でも充分キレイな写真が撮れる時代になりました。
ただ言えるのは、フィルムカメラを経験することで自身の表現力が確かに高まるということ。
誰でも楽しめる写真だからこそ、極めるならアナログなのかもしれません。
バンタンではフィルム撮影とデジタル撮影どちらも同時に学べる2018年7月生「フォトグラフィ総合コース」の受付中。
※フォームからご予約の方には、ご予約内容の確認・準備物等のご連絡のためお電話もしくはメールにてご連絡をさせていただきます。